茶人にも愛される日本各地の銘菓!茶道の和菓子や水屋見舞にも

日本では古くから、四季の移ろいを和菓子に取り入れ、目や舌で趣を楽しむ文化がありますよね。和菓子は季節や情景を取り入れたものが多く、日本文化と深いつながりを持っています。
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目次
- 茶席の和菓子やお干菓子にもおすすめ
- 抹茶と相性抜群の優しい食感と甘み「開運堂」
- 石川県金沢の老舗「落雁 諸江屋」加賀宝生
- 茶の湯が栄えた島根 松江「桂月堂」
- 日本三大銘菓のひとつ「風流堂」山川
- 茶席菓子としても絶大な人気を誇る「末富」
- 柔らかな落雁で餡を包んだ「老松」の押紋菓子
- 京の老舗「鍵善良房」繊細で美しい菊寿糖
- 京都の銘菓「百万遍かぎや」ときわ木
- スッと溶けてなくなる儚い食感「亀末廣」絹のしづく
- 抹茶のほろ苦さと相性抜群の「小丸松露」
- 京都「長久堂」代表銘菓「砧(きぬた)」
- 日本一薄い和菓子「正観寺丸宝」松風
- 初釜のお菓子におすすめ「花びら餅」
- 良質な塩が餡の甘みを引き立てる「塩味饅頭」
- 日本三大饅頭の1つ、岡山の銘菓
- 春らしい茶席菓子におすすめ「彩雲堂」若草
- 彩りも華やかな「三英堂」菜種の里
- 加賀友禅をイメージさせる「まつ井」友禅ころも
- 四角い淡雪生地「三英堂」の季子ごよみ
- 富山を代表する銘菓「月世界本舗」月世界
- まるで焼き栗のような見た目と風味「やき栗」
- 柿の甘味と香りが広がる柿羊羹
- 歴史上の著名人たちも愛した「越乃雪本舗大和屋」越乃雪
- 三河地方を代表する銘菓「備前屋」あわ雪
茶席の和菓子やお干菓子にもおすすめ
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日本文化と深いつながりを持つ「お茶」。なかでも「抹茶」には、春夏秋冬、季節の移ろいや風情ある情景を菓子で表現する和菓子がぴったり。
共に空間や道具を鑑賞したり、お茶に合う料理や菓子を楽しんだり、客人をもてなすといった奥深い楽しみ方がありますよね。こちらでは、そんな茶席や水屋見舞にもオススメの日持ちのする菓子をご紹介。各地の名店を訪れた際のお土産にも喜ばれます。
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抹茶と相性抜群の優しい食感と甘み「開運堂」
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安曇野の地に明治17年に創業した御菓子司「開運堂」は、130年以上続く松本市の老舗です。自然豊かな地元の素材をふんだんに使うなど、地産地消にも力を入れており、信州のお土産ブランドとしても知られています。
また、その名前からお祝いギフトにも◎ さまざまなお菓子を扱っているので、季節や好みに合わせて便利に活用することができます。
茶席菓子に最適な甘いお菓子「真味糖」
Photo From 開運堂商品名 開運堂 真味糖 値段 870円 賞味期限 10日 中でも「真味糖」は、そのやさしい食感と甘みに裏千家淡々斎宗匠がお茶席のお菓子に最適とし、「真味糖」と命名したという裏話もあるほどの銘菓。25日の日持ちタイプもあり、お茶席などには生タイプの真味糖もオススメです。信州の鬼胡桃とハチミツなど、材料は至ってシンプル。上品な味わいにまとまっているのは、これまで培った伝統と職人の為せる技といえます。
ショップ情報
店舗 開運堂本店・パリの五月、松風庵、あづみのインター店、あづみの菓遊庭、並柳店 ※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
石川県金沢の老舗「落雁 諸江屋」加賀宝生
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商品名 落雁 諸江屋 加賀宝生 値段 6個入:648円(税込) 賞味期限 製造日より14日間 石川県金沢は金沢百万石を築いた加賀藩祖・前田利家公のもと、文化や芸術が雅に花開き、今も受け継がれている地域。海外からの観光客も多い金沢は古くから茶の湯の文化が発展しており、京都、島根松江と並ぶ和菓子の有名処でもあります。
「落雁 諸江屋」は嘉永二年(1849年)創業、170年の歴史を持つ落雁商の老舗です。石川県の伝統芸能、能楽・宝生流にちなんで作られた「落雁 加賀宝生」は、白と黒の色合いが美しく味わい深い銘菓。淡い塩味の白い生落雁の間に黒色の羊羹を挟んだシャリっと柔らかな食感に、上品な甘みが広がります。
ショップ情報
店舗 落雁 諸江屋、にし茶屋菓寮、香林坊大和、金沢名鉄丸越百貨店、金沢百番街「あんと」店、金沢駅新幹線改札前おみやげ処金沢、石川県観光物産館店、小松空港エアターミナルビル、三越日本橋本店・銀座店、伊勢丹新宿、高島屋日本橋・新宿、西武百貨店池袋店、横浜高島屋、阪神百貨店、あべの近鉄百貨店、静岡伊勢丹、福岡三越百貨店など ※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
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茶の湯が栄えた島根 松江「桂月堂」
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商品名 桂月堂 薄小倉 値段 12個入:1,556円(税込) 賞味期限 14日間 日本には各地に有名なお茶処がありますが、島根県松江には大名茶人として名前の知られた松江松平藩7代藩主、松平治郷・不昧公が残した茶の湯の文化が今も大切に受け継がれ親しまれています。
「桂月堂」はそんな松江の地に文化六年、1809年に創業。茶の湯の文化に欠かせない和菓子を取り揃えた200年以上の歴史を誇る老舗です。
小豆本来の美味しさが味わえる「薄小倉」
お店でも人気の「薄小倉(うすおぐら)」は、厳選された大納言小豆を琥珀と呼ばれる寒天と砂糖のお菓子で包んだ上品な甘さと、釜で14時間もかけて乾燥させることによって生まれるカリッとした独特の食感がたまりません。小豆の大きさを揃えるための手選り作業に始まり、秘伝の蜜に3日間も漬け込んで丁寧に炊き上げた素材本来の美味しさが味わえます。
ショップ情報
店舗 桂月堂 天神町本店、松江一畑百貨店、出雲一畑百貨店、松江イオン店、松江シャミネ店、みしまや田和山店、みしまや上の木店、みしまや楽山店、アイパルテ内カフェパルテ、出雲空港売店、にほんばし島根館 ・そごう横浜店 ・高島屋新宿店・むらからまちから館、阪急百貨店大阪・うめだ本店、米子しんまち天満屋 ・鳥取大丸 ・米子空港売店・米子高島屋ほか三越各店など ※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
日本三大銘菓のひとつ「風流堂」山川
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商品名 風流堂 山川 値段 1枚入:886円(税込) 賞味期限 10日間 京都・金沢に並び、古代出雲より日本神話が多く残り、都よりもずっと古い歴史を誇る和菓子処の松江。「風流堂」は島根県松山にある老舗和菓子のひとつです。
明治23年創業の風流堂の代表銘菓のひとつが落雁「山川」。幕末から明治に変わる際に製法が失われており、100年もの時を経て、文献を元にして原材料となる「寒梅粉」の製造から始め復刻させたのが風流堂の二代目とのこと。
お茶本来の味をいっそう引き立たせるお菓子
不昧公の詠まれた歌に由来して名付けられた「山川」は、赤が紅葉の山、白が川を表した対の和菓子。お抹茶に合うように作られており、しっとりとした口当たりと優しい甘みが口の中に広がります。素朴な見た目が「華美」とは対照的な侘び寂びの茶席において、お茶本来の味をいっそう引き立たせます。
松江の名刹「月照寺」お茶席でも使われる「路芝」
商品名 風流堂 路芝 値段 24本入:1,598円(税込) 賞味期限 15日間 松江の有名な「月照寺」。そのお茶席にも使われるのが「風流堂」の銘菓のひとつ、半生菓子の「路芝(みちしば)」です。「路芝」とは道ばたの草のことで、古代出雲より続く遥かな路をしるし、自然な四季の移り変わりの一端を和菓子にしたもの。
白ごまを粒のまま練りこんだ柔らかな求肥に優しい甘みの白餡を重ね、外側は白く雪を模し、なかはふんわりと柔らかな新緑を感じさせます。春先になり草に積もっていた雪が次第に溶け出していく様子を情感豊かに表現しているかのよう。奥行きのある味わいと趣のある上品な菓子は、お茶席にもぴったりです。
ショップ情報
店舗 寺町本店、京橋店、矢田店(本社工場)、にほんばし島根館、所沢西武店、シャミネ松江、一畑百貨店、みしまや春日店、イオン松江店、米子天満屋店、松江名産センター、島根県物産協会など ※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
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茶席菓子としても絶大な人気を誇る「末富」
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「京菓子司 末富」の包装紙を彩る末富ブルーは、2代目店主と交友のあった池田遥邨画伯が考案したもので、こちらの包装紙を目にしただけでも心が躍るという方も多いですね♪
今まで培ってきた伝統や格式を守りながらも新しいものを取り入れ、1つ1つ職人が丁寧な手作業で仕上げており、茶席菓子としても絶大な人気を誇ります。
京菓子司 末富の「うすべに」
商品名 京菓子司 末富 うすべに 値段 6枚:1,080円(税込)~27枚:4,320円(税込) その名の通り、白い麩焼き煎餅が薄紅色に染まった優雅な「うすべに」は、ほんのり甘い梅肉が添えられた上品なお菓子。桜や紅梅、紅葉の赤など、お茶に欠かせない季節感を表す淡紅色で、通年楽しむことが出来るのも嬉しいですね。
ショップ情報
店舗 京菓子司 末富 本店、京都髙島屋、大阪髙島屋、日本橋髙島屋、新宿髙島屋、横浜髙島屋、ジェイアール名古屋髙島屋など ※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
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柔らかな落雁で餡を包んだ「老松」の押紋菓子
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商品名 老松 御所車 値段 6入:691円、12入:1,296円、18入:1,944円 賞味期限 常温10日 有職菓子御調進所の歴史を持つ京都の「老松(おいまつ)」。日本原産の素材に注目した創作菓子や京の風土菓子を通し、日本の歴史や文化の伝承にも力を注ぐ、プロからも評判の老舗和菓子店です。
代表銘菓の「御所車(ごしょぐるま)」は、ホロリと柔らかな落雁で餡を包み込み、木型で整えた押紋菓子。ふっくらと炊きあげた粒餡は香りも風味も豊か。あんこの美味しさも楽しめるしっとりとした落雁は、お茶席にもぴったりです。
ショップ情報
店舗 老松 北野店、嵐山店、大丸京都店、ジェイアール京都伊勢丹、伊勢丹新宿店、北野天満宮 梅苑・もみじ苑茶店 ※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
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京の老舗「鍵善良房」繊細で美しい菊寿糖
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商品名 鍵善良房 菊寿糖20個入(紙箱) 値段 900円(税込) 賞味期限 90日 享保年間創業、京都でも歴史のある老舗和菓子「鍵善良房(かぎぜんよしふさ)」。伝統を守るだけでなく、時代に合わせた変化も楽しんでおり、スタイリッシュモダンなカフェ「ZEN CAFE」も好評です。
古くから祇園のお茶屋さんや社寺に菓子を納めてきた老舗の銘菓といえば「菊寿糖」。中心から徐々に花びらが開いていくかのようにデザインされた落雁は、和三盆の中でも特に高級な阿波和三盆糖を使用しています。上品な甘みに、口に入れるとすぐにスッと溶けてなくなってしまう儚い口当たりも繊細。
ショップ情報
店舗 四条本店、高台寺店、ZEN CAFE ※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
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京都の銘菓「百万遍かぎや」ときわ木
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商品名 百万遍かぎや ときわ木 値段 9個入:1,080円(税込) 賞味期限 15日 多くの神社・仏閣が点在している京都。知恩寺のある百万遍は、今から700年以上も前、知恩寺住職が疫病を鎮めるために百万回の念仏を唱えたことに由来して付けられた地名です。
元禄の頃より店を構えている本家鎰屋から分家した御菓子司「かぎや政秋」は、そんな百万遍に創業して百余年の趣のある老舗和菓子店。なかでもお店自慢の銘菓が、小豆本来の味が楽しめる「ときわ木」です。
松の木皮のようにつぶ餡を丁寧に伸ばして薄く焼き上げ、餡子の煎餅のように仕上げられた半生菓子は、しっとり柔らかい食感。余分なものを一切加えない小豆本来の味が堪能できる自然な甘みで、薄茶にもよく合います。
和と洋が一体となった美味しさ「野菊」
商品名 百万遍かぎや 野菊 値段 681円(税込) 賞味期限 製造日より15日間 京都は伝統を守りながらも時代に合わせて新しいものが生まれてくる場所でもあります。「かぎや政秋」の「野菊」は、作り手の旅の思い出から生み出されたお菓子で、野に咲く可憐な菊の形を模した上品で可愛らしい一口サイズ。口の中でホロリとくずれ、優しい甘さとアーモンドの香りが口の中で溶け合い、異国情緒あふれる新鮮な味わい。和と洋が一体となった美味しさが魅力です。
ショップ情報
店舗 百万遍かぎや政秋 住所 京都府京都市左京区吉田泉殿町1番地 電話 075-761-5311 営業時間 9:00~18:00、土曜日は17:00まで 定休日 日曜定休 ※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
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スッと溶けてなくなる儚い食感「亀末廣」絹のしづく
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商品名 亀末廣 絹のしづく 値段 1,400円 1804年創業、210年以上の歴史を持つ和菓子店「亀末廣(かめすえひろ)」。悠久の時の流れを感じるお店の佇まいをはじめ、今も守り続ける伝統が、美しく繊細な菓子作りからも伝わります。
秋田杉で作られた木箱に色とりどりの干菓子や半生菓子を詰め合わせた「京のよすが」は、季節ごとに入るお菓子が変わり四季折々の変化が楽しめます。スッと溶けてなくなる繊細な口当たりの「絹のしづく」は、サクッとした食感に、菓子の甘みと大徳寺納豆の塩気が上品で奥ゆかしい味わい。
ショップ情報
店舗 亀末廣 住所 京都市中京区姉小路通烏丸東入ル 電話 075-221-5110 営業時間 8:00~18:00 定休日 日祝日、正月 ※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
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抹茶のほろ苦さと相性抜群の「小丸松露」
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商品名 亀屋友永 小丸松露 値段 25個:1,620円(税込) 賞味期限 製造日より常温で14日 和菓子店のなかには1つを極めた専門店もあり、「亀屋友永」もその1つです。手がけているのは「松露(しょうろ)」というお菓子で餡などに「すり蜜」の衣を付けたもの。三代に渡って継承されてきた技術やノウハウで仕上げた松露は、薄く均一に衣が付けられており口どけも良く滑らかな口当たりが印象的です。
栗や花の形をしておりなんとも可愛らしい松露の詰め合わせ「小丸松露(こまるしょうろ)」は、餡の旨味とすり蜜の甘み、見た目の美しさや大きさなど、どれをとっても繊細。箱のデザインも上品でお抹茶ともぴったりの味わいです。
ショップ情報
店舗 亀屋友永 住所 京都府京都市中京区新町通丸太町下ル大炊町192 電話 075-231-0282 営業時間 9:00~18:00 定休日 日曜、第3水曜(8月15~16日、1月1~3日) ※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
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京都「長久堂」代表銘菓「砧(きぬた)」
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Photo From 特選京都
商品名 長久堂 砧(きぬた) 値段 1本:864円 ~ 6本:5,562円(税込) 賞味期限 7日間 豊かな文化に育まれた茶席や和菓子も豊富で、国内外から多くの観光客を招く古都・京都。なかでも、1831年創業の京菓子の老舗「長久堂」の「砧」は、嘉永六年、今から160年も前に誕生した銘菓。「砧(きぬた)」とは、織った布を打って柔らかくし艶を出すために使われる道具のことで、初代が故郷で感じた情景を和菓子にしたものです。
長久堂の砧と求肥、わさび餅のお取り寄せに
Photo From 髙島屋オンラインストア商品名 長久堂 砧求肥詰合 値段 3,240円(税込) 賞味期限 製造日より常温で5日間 ほんのりと赤く染められた本練りの羊羹に、絹の布をイメージした柔らかな求肥を幾重にも巻いて反物に見立てた銘菓。パリ万博にも出展され賞を受けた長久堂の代表銘菓で、菓子の周りにまぶされた和三盆糖をお好みの量に調節し、好みの甘さでいただくことができます。
贈り物にするなら、代表銘菓「砧」をはじめ、昆布と吉備風味の求肥餅、わさび粉を加えた「わさび餅」の砧求肥詰合せを選ぶのも◎。
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日本一薄い和菓子「正観寺丸宝」松風
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商品名 正観寺丸宝 松風 値段 540円(税込) 賞味期限 製造日より180日 松を吹く風と書いて、茶釜の煮える音という意味でも使われる松風の言葉。茶席の御菓子にぴったりの名称ですが、和菓子・松風の由来は諸説存在します。
「松風」は小麦粉と砂糖、水飴などを加えて焼いたシンプルな和菓子で、地域によって味や形に違いのある銘菓となっています。日本一薄い和菓子としても有名な「正観寺丸宝」の「松風」は、熊本県菊池市の銘菓。菊池市は平安時代の頃より菊池一族が治めていた地で、一族が京都より松風の製法を伝えて生まれたのが正観寺丸宝の薄焼き松風とされています。
明治30年創業、「正観寺丸宝」の作る松風は、小麦粉の生地を1.2~1.5ミリの薄さにして焼きあげたもの。優しい甘みの甜菜糖とケシの実が香ばしい生地が合わさり、パリッした食感がクセになる美味しさ。短冊形の薄焼き生地にこだわり、技術を磨いて手作り製法を継承している伝統菓子です。
ショップ情報
店舗 正観寺丸宝本店、札幌三越、仙台三越、新宿高島屋、日本橋高島屋、銀座三越、日本橋三越、恵比寿三越、熊本銀座館、千葉そごう、そごう横浜店、浦和伊勢丹、JR名古屋タカシマヤ、阪急梅田店、あべのハルカス、京阪京橋店、神戸阪急、一畑松江店、三越広島、福岡三越、鶴屋百貨店など ※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
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初釜のお菓子におすすめ「花びら餅」
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商品名 笹屋昌園 花びら餅 値段 2,376円(税込) 賞味期限 発送日含み5日間 京都の新春を彩る茶席の和菓子といえば、「花びら餅」。白味噌餡とごぼうが使われた独特な菓子で、古くは室町時代の宮中料理にルーツがあり、現在でも愛される伝統的な新年のお菓子です。
「笹屋昌園」で作られる花びら餅は、そのひとつひとつが職人の手作り。昔ながらの貝包みという技法で包まれた白味噌餡は、都最上級と評される石野の白味噌を使った贅沢な逸品。華やかな新年のお祝いに、「初釜(はつがま)」でいただくお菓子のお取り寄せにもおすすめです。
ショップ情報
店舗 笹屋昌園本店 住所 京都市右京区谷口園町3-11 電話 075-461-0338 営業時間 10:00~18:00 定休日 毎週火曜日 ※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
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良質な塩が餡の甘みを引き立てる「塩味饅頭」
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商品名 伊勢谷本店 塩味饅頭 値段 10個入:896円(税込 賞味期限 15日 創業は元禄と300年以上の歴史ある老舗「伊勢屋本店」は、姫路藩主の御用達を賜り、茶人との交流もあるなど茶席菓子を任せるにもピッタリのお店です。
播州地方は製塩でも有名ですが、そんな土地柄を活かした名物「塩味饅頭」は、ほんのり効かせた塩気が餡や皮の甘みを引き立てており、全国菓子大博覧会では大臣栄誉賞に輝くなど評価も高い一品。
しっとりとした黄身餡を包んだ「玉椿」もおすすめ
餡は、なめらかな舌触りの「こし餡」、粒感が絶妙で小豆の香りがたまらない「小倉餡」、抹茶との相性もいい「抹茶」の3種類。とってもやわらかい求肥でしっとりとした黄身餡を包んだ代表銘菓「玉椿」と一緒にいただくのも。
ショップ情報
店舗 西二階町本店、姫路駅南 ピオレ姫路おみやげ館店、姫路駅 グランフェスタ店、広畑店、神戸阪急、福岡三越、広島三越、博多阪急、髙島屋 新宿店、髙島屋 日本橋店、髙島屋 横浜店、日本橋三越本店、高槻阪急、あべのハルカス近鉄本店、京阪百貨店くずはモール店、西宮阪急、神戸阪急、山陽百貨店、好古園売店など ※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
日本三大饅頭の1つ、岡山の銘菓
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商品名 大手饅頭伊部屋 大手まんぢゅう 値段 10個入:864円(税込) 賞味期限 7日 1837年創業、180年以上も愛され続けている老舗の和菓子店「大手饅頭伊部屋」。水ようかんや最中など、素材にこだわった伝統的な和菓子が並びますが一番人気はなんといっても「大手まんぢゅう」です。日本三大饅頭の1つにも数えられ、備前藩主池田侯にも愛され、茶会の席には必ず愛用されていた銘菓。
大手饅頭伊部屋の「大手まんぢゅう」はおすすめ
皮が透けてみえるほどたっぷり入ったこしあんは、厳しい環境で育った北海道産の大納言小豆や、大日本明治製糖の白双糖など、厳選した素材を使って丁寧に練られています。極上の餡を包む皮は酒饅頭と同じ製法で作られており、甘酒の優しい風味とコク深い味わいにリピする方も多い人気商品です。
ショップ情報
店舗 大手饅頭伊部屋 京橋本店、雄町工場、天満屋岡山店、天満屋倉敷店、天満屋津山店、岡山空港、岡山タカシマヤ、天満屋ハピータウン岡北店、天満屋ハピータウン原尾島店、天満屋ハピータウン西大寺店、天満屋ハピータウン岡南店、天満屋ハピータウン児島店、天満屋ハピータウンリブ総社店、天満屋ハピータウン玉野店、天満屋ハピータウン鴨方店など ※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
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春らしい茶席菓子におすすめ「彩雲堂」若草
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商品名 彩雲堂 若草 値段 6個入:1,080円(税込) 賞味期限 10~15日間 茶の文化の発展とともに多くの和菓子司が誕生した島根県松江。「彩雲堂」は創業141年の老舗和菓子司で、季節に合わせた華やかで鮮やかな和菓子の数々や上品な洋菓子たちは、見た目にも楽しませてくれる逸品ばかり!
松江の銘菓「若草」は松江藩7代藩主・松平不昧公ゆかりの銘菓として愛され続ける和菓子で、彩雲堂の看板商品でもあります。
彩雲堂の看板商品の一つ「若草」
不昧公が春の茶席の主菓子として好んだとされる「若草」は、一時途絶えてしまった製法を彩雲堂の初代が研究を重ね、蘇らせたとされています。
若草色の寒梅粉に包まれるのは、奥出雲・仁多地方で栽培されたもち米を挽いて作られるふっくら柔らかい求肥。春らしい見た目と優しい甘さが、島根の歴史と茶の文化を感じさせてくれます。
ショップ情報
店舗 本店、出雲店、米子東山店、米子高島屋店、イオン松江店、キャスパル店、安来プラーナ店、鳥取大丸店、神門通りAel、シャミネ松江店、ホック山代店、一畑百貨店、工場売店など ※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
彩りも華やかな「三英堂」菜種の里
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商品名 三英堂 菜種の里 値段 2枚入:1,728円(税込) 賞味期限 15日間 初春の時期になると目にする菜の花は、春の始まりを告げる鮮やかな黄色が心を浮き立たせてくれます。観賞用としても人気があり、1月から3月が旬を迎える菜の花を題材にしたのが、彩りも華やかな「三英堂」の「菜種の里」です。
松平不昧公が命名した松江三大銘菓の一つとしても有名で、地元・島根県産の食材にこだわり、地元の玄米と地元の餅米を製粉した寒梅粉で菜の花畑をイメージ。白い蝶々がひらひらと舞う様子が表現された春の喜びを感じる逸品は、春のお茶席にも◎
ショップ情報
店舗 三英堂 寺町本店 住所 島根県松江市寺町47 電話 0852-31-0122 ※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
加賀友禅をイメージさせる「まつ井」友禅ころも
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商品名 菓匠 まつ井 友禅ころも 値段 10個入:1,998円(税込) 賞味期限 常温20日 1926年より和菓子を作り続けている「菓匠 まつ井」。その歴史から和菓子への意識も高く、高いレベルを求められる金沢の地になくてはならない存在です。金沢の歴史や文化を和菓子に込められており、和菓子を介して金沢らしさを感じることができる和菓子が揃っています。
なかでも、お店を代表する銘菓「友禅ころも」は、繊細で優美な加賀友禅にインスピレーションを得て誕生しました。純白の求肥でほんのりピンク色の紅あんを包み込むことで、友禅染めならではの表現技法”ぼかし”を感じる美しい仕上がりとなっています。
あしらわれている金箔も金沢の伝統工芸であり、随所に金沢を感じる一品。優しい甘さは抹茶とも相性がよく、茶席に華を添えてくれる存在となるはずです。
ショップ情報
店舗 菓匠まつ井 住所 石川県金沢市此花町9-16 電話 076-221-1971 営業時間 9:00~18:00 定休日 不定休 ※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
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四角い淡雪生地「三英堂」の季子ごよみ
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商品名 三英堂 季子ごよみ 夏 値段 756円(税込) 賞味期限 15日間 花の形や食べ物に見立てて季節感を表したりと多彩な表現がありますが、御菓子司「三英堂」の「季子ごよみ」は、四角い淡雪生地の中に春夏秋冬の季節をおとしこんだ情緒あふれるお菓子。
三英堂は昭和4年に岡栄三郎が創業した、出雲国の御菓子司。四角い淡雪生地のなかに四季に合わせた色合いや素材を折り合わせて作られる夏の季子ごよみは、ムラサキや青、ピンクの琥珀を散りばめ、優しい甘さと軽やかな食感。生姜の風味に、お干菓子の青楓の見た目も涼やかです。
ショップ情報
店舗 三英堂 寺町本店 住所 島根県松江市寺町47 電話 0852-31-0122 営業時間 9:00~18:00 ※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
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富山を代表する銘菓「月世界本舗」月世界
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商品名 月世界本舗 月世界 値段 3,240円(税込) 賞味期限 常温1ヶ月 北陸地方の富山県の豊かな文化に育まれて生まれた銘菓に「月世界」という幻想的なネーミングの和菓子があります。明治30年創業「月世界本舗」の店名にもなっており、うさぎがデザインされた可愛らしい箱に入った軽い食感の優しいお菓子です。
和三盆と白双糖をじっくり煮詰めて仕上げられた糖蜜と、新鮮な鶏卵と寒天を丁寧に混ぜ合わせて乾燥させたカリッサクッとした食感。そして、いつの間にかすっと溶けて消えゆく口当たりの良さがやみつきに♪
暁の空に浮かぶ淡い月影に思いをはせた富山を代表する古典の銘菓として、創業以来多くの人に愛され続けるお干菓子。どこか懐かしさを感じさせる風味と優しい甘み、そして独特の口溶けが魅力で、緑茶だけではなく珈琲や紅茶にもよく合います。
ショップ情報
店舗 月世界本舗、大和(富山店、高岡店)、富山空港売店、富山県いきいき物産館、三越本店、高島屋(新宿店、玉川店、横浜店、JR名古屋店)、そごう西武(池袋店、福井店、横浜店、大宮店、柏店)阪神百貨店、めいてつエムザ、東急(吉祥寺店、さっぽろ店)、京阪百貨店(ひらかた店、守口店)伊勢丹立川店など ※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
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まるで焼き栗のような見た目と風味「やき栗」
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江戸時代から続く老舗の総本家若狭屋から暖簾分けを許され、1917年に誕生したのが「二條若狭屋」です。100年以上培ってきた伝統の技で生まれる本物の味わいは、和菓子のプロである神社仏閣や、茶道・華道のお家元にも愛されています。
神社仏閣やお家元にも愛される「二條若狭屋」
商品名 二條若狭屋 やき栗 値段 4個入:864円(税込) 賞味期限 製造日より10日間 ホックリとした食感や自然な甘さなど栗本来の旨味を活かした看板商品の「やき栗」は、栗餡で包みこむのは、選びぬかれた大粒の栗とまさに栗づくし!
日々の気温や湿度に合わせて微調整する昔ながらの製法で作られており、まるで焼き栗のような焦げ目は見た目だけでなく風味のアクセントにもなっています。こし餡で包み羊羹がけした野趣に富んだ味わいと、職人の丁寧な手作業を感じる「ふく栗」もオススメです。
ショップ情報
店舗 二條若狭屋 本店、二條若狭屋 寺町店 ※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
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柿の甘味と香りが広がる柿羊羹
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商品名 つちや 柿羊羹 値段 972円~4,212円 賞味期限 30日 1838年に御菓子つちやの4代目が羊羹に仕立てたのがはじまりで、180年あまりもの長い間愛され続けている銘菓「柿羊羹」。
大垣に平安時代から受け継がれてきた歴史ある干し柿「堂上蜂屋柿」を使用し、ぎゅっと濃縮された柿の甘味と香りが広がります。豊臣秀吉や徳川家康など戦国武将たちにも愛された究極の干し柿を使ったお菓子は、風情あふれる菓子をお探しの方にも◎
ショップ情報
店舗 俵町本店、大垣駅前店、赤坂店、三城店、工場直売店など ※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
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歴史上の著名人たちも愛した「越乃雪本舗大和屋」越乃雪
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商品名 新潟「越乃雪本舗大和屋」越乃雪 値段 16個入:1,296円(税込) 賞味期限 製造日より15日間 茶人からも愛され続ける銘菓といえば、越後の雪のようにきめ細やかで崩れやすい繊細な作りと、口の中で解けるように広がる和三盆糖の甘みが絶妙な「越乃雪」。長岡市にある「越乃雪本舗 大和屋(こしのゆきほんぽ やまとや)」の銘菓で、越後産の餅米から寒晒し粉を作り、四国の高品質な和三盆糖と丁寧に合わせて四角く固められた落雁です。
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口の中でほどけて消えゆく繊細な口どけ
安永7年の1778年に長岡藩9代藩主、牧野忠精公のお見舞い品として献上されたのが始まりとされ、越路の山々に降る雪からその名がつけられました。銘菓として名高い「越乃雪」。長きにわたりその姿や製法を変えることなく、大切に作り続けています。
ショップ情報
店舗 越乃雪本舗大和屋 本店 住所 新潟県長岡市柳原町3-3 電話 0258-35-3533 営業時間 9:00~17:30 定休日 日曜・水曜日不定休 ※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
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三河地方を代表する銘菓「備前屋」あわ雪
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商品名 備前屋 あわ雪 純白 値段 1本:540円(税込) 賞味期限 製造日より30日間 1782年創業、東海道の歴史とともに歩んできた「備前屋本店」。江戸時代、この地の名物として愛された「あわ雪豆腐」は、明治となって宿場町が廃れるとともに忘れられて行く運命かと思われました。その時、立ち上がったのが三代目店主!せめてお菓子にその名を残したいと生まれたのが銘菓「あわ雪 純白」です。
新鮮な卵白を丁寧に泡立て、寒天と白双糖で仕上げたお菓子は甘さも控えめ。ふんわりとした歯ざわりに、儚く溶けゆく繊細な口当たり。真っ白な純白をはじめ、西尾産抹茶を使った「茶山」や、桃のリキュールを効かせた「桃花」など、菓子の淡く優しい色彩も魅力。
ショップ情報
店舗 本店、備前屋洞店(ピアゴ洞店内)、備前屋矢作店(ピアゴ矢作店内)、備前屋上和田店(ピアゴ上和田店内)、備前屋東刈谷店(ピアゴ東刈谷店)、備前屋西尾シャオ店(シャオ内)、備前屋藤岡店(メグリア藤岡店内)など ※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。