京都の末富の和菓子がおすすめ「うすべに」や「麩焼き煎餅」も

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執筆・編集:マイレコメンド編集部
京都の末富の和菓子がおすすめ「うすべに」や「麩焼き煎餅」も

「末富(すえとみ)」は、1893年創業の格式ある京菓子専門店です。お菓子の味や形で味覚や視覚を、名前の響きから耳までも楽しませてくれる、遊び心を感じる末富の和菓子は、地元のみならず全国で広く愛されています。

昔ながらの格式や伝統を重んじながらも時代に添ったお菓子づくりを目指し、お店には慶弔を問わず使いやすい商品をはじめ、京らしい色使いの和菓子が並んでいます。

センスが伝わる末富の和菓子がおすすめ

  • 末富ブルー

    京都の「末富」には、茶人や粋な方にも喜ばれる見た目も味わいも一流の菓子が並んでいます。また、末富といえば目を引くのはまずその美しい包装紙の「末富ブルー」!

    2代目と池田遥邨画伯によって生まれた、夢があふれる「末富ブルー」は今やお店のトレードマークにもなっており、その包装からもセンスの良さが伝わります。

    こちらでは、定番人気の麩焼き煎餅「うすべに」や「麩焼き煎餅」をはじめ、「野菜煎餅」や「両判」、お土産人気も高い「京ふうせん」などおすすめの品をご紹介します。

    季節やイベント時期にしか出会えない品も人気があり、大切な方への手土産やお使い物、茶席やご進物などにもおすすめです。

上品な麩焼き煎餅「うすべに」

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    おぼろ夜の桜花や雪の紅梅にも例えられる薄紅色をまとった「うすべに」。白い麩焼き煎餅は、薄く口当たりも軽やかです。

    中に挟んだ梅餡がほのかに透けてみえる、上品で美しい見た目は多くの人の心を捉えて離しません。

    実は、通年いただけるお茶席のお菓子をと考案されたもので、ふわっと柔らかく手で割って一口サイズでいただくことも可能です。

    梅餡がほのかに透けてみえる品のよいさま

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    商品名 末富 うすべに
    値段 18枚入:3,564円(税込)
    賞味期限 製造日より30日間

    青谷の梅を丁寧に裏ごしして職人が仕上げた梅餡は、爽やかな梅の香りとほのかな塩味、表面に塗られた白蜜のほのかな甘みが上品に混ざり合い、煎餅の生地とともにスッと口の中で解けていきます。

    春の曙や咲き誇る桜の花々、夏の景物やほのかに染まる紅葉、紅梅に降り積む雪など、まさに日本の春夏秋冬の四季の風情に寄り添うに相応しい上品なお菓子です。

コク深い味わいがくせになる「末富」の両判

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    両判は、昔話の通貨としてもおなじみの大判・小判の大判が二枚という意味なのだそう。

    両判は「良晩」という意味もあり、春の夜のひと時は趣があり、千金にも換えがたいほど価値があるとう一刻価千金や、秋の夜長の宴など人生を楽しむというような縁起物としての一面があります。

    日本茶のみならずお酒とも相性抜群

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    商品名 末富 両判
    値段 34枚入:4,536円(税込)
    賞味期限 製造日より40日間

    ちょっぴり堅焼きの麩焼き煎餅で、香ばしい醤油味と香り豊かな黒砂糖味の2種類があります。

    上品な甘じょっぱさがクセになり、隠し味を奥に効かせたようなコク深い味わいがくせになります。

    「両判」は、末富で一番好きなお菓子に挙げる常連さんも多いですね。

    食感は軽くカリッとしていますが、口に入るとふわりと溶けてしまう繊細な口当たり。

    日本茶のみならずお酒とも相性が良く、お茶菓子や秋の夜長のお酒のお供にとゆっくり味わいたい、そんなお菓子です。

口の中でほどけるように柔らかく変化する「野菜煎餅」

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    茶人などプロ向けのお菓子を主に作っていた末富ですが、終戦後には一般向けのお菓子を考案したそう。

    それが、玉子煎餅を薄く焼き、大人も楽しめる「上質さ」をプラスしたアレンジが評判を呼んだ「野菜煎餅」です。

    末富の野菜煎餅は、口に入れるとパリッとした食感が、そしてその後、口の中でほどけるように柔らかくなります。

    幅広い年齢層の方にも召し上がりやすい薄い生地の上品なお菓子は、日持ちもよくご進物のお菓子としても人気があります。

    末富の「野菜煎餅」はご進物にもおすすめ

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    商品名 末富 野菜煎餅
    値段 6包入:1,944円(税込)
    賞味期限 製造より40日間

    生地からは木の芽が香り、牛蒡の醍醐味や蓮根の清浄といった香りと爽やかな風味が広がります。京野菜の入った煎餅は、会話も弾み、四季を通してお茶請けにもぴったり。ご進物やお使い物にもおすすめです。

京の色彩を表現した可愛い麩焼き煎餅「京ふうせん」

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    京都らしい四季折々の雅な美しさを感じる「京ふうせん」。小さい麩焼き煎餅をふうせんに見立て、赤色、白色、青色、緑色、黄色の砂糖で京の色目を表現したかわいらしい麩焼き煎餅です。

    色の由来は「襲の色目(かさねのいろめ)」という、平安時代に公家の女官装束に欠かせない服飾の色目。当時は、裏地が透けることを計算し、四季の移ろいや行事によって使い分けていたそうです。

    うさぎのお干菓子が入った京都限定の「京ふうせん」

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    商品名 京ふうせん
    値段 25枚:1,296円(税込)
    賞味期限 製造日から40

    そんな古の伝統のカラーを砂糖で再現した美しさは、時に売り切れとなってしまうこともあるほど。なかでも、可愛らしいうさぎのお干菓子が入った京都限定の京ふうせんは、京らしい雅なお菓子を楽しめることでお土産としても人気があります。

    末富ブルーにも一際映える京ふうせんの華やかさ。蓋を開けた瞬間、心が踊るような末富のお菓子は、ここでしか出会えないお土産にも喜ばれます。

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期間限定の麩焼きせんべいもおすすめ

  • 未富の七夕の麩焼きせんべい
    商品名 未富 七夕 麩焼きせんべい
    値段 864円(税込)
    賞味期限 常温で40日ほど

    末富を代表する銘菓の一つ、「麩焼き煎餅」には限定で登場するものもあります。国産の餅米の甘みと旨味も感じられる「麩焼き煎餅」は、シンプルながらも職人さんの手技と丁寧な仕事ぶりが伝わってきます。

    噛むごとに素材の持つ優しい甘みが広がる

    未富の七夕の麩焼きせんべい

    期間限定の麩焼きせんべい「七夕」は、短冊や星など、七夕をモチーフにしたデザインが描かれており、せんべいの裏にうっすらまとった砂糖蜜の甘みが絶妙。サクっとしたふんわり軽い食感で、噛むごとに素材の持つ優しい甘みがゆっくりと広がります。

末富の菓子が買える店舗やアクセス方法

  • 末富,店舗

    地下鉄の烏丸線「五条駅」から徒歩5分、見えてくるのはシンプルで洗練された印象の末富の店舗です。シンプルで落ち着いた色調の店内に際立つ四季折々の菓子の美しさ。季節の装飾も楽しく、五感で和菓子を楽しむことが出来るお店です。

    未富の包装

    京の風情や季節感のあふれる生菓子は早くに売り切れてしまうこともあり、艶やかな色彩の包装紙も大変美しく、訪れる方の心をしっかりと掴んで離しません。京都を訪れた際はぜひ本店も訪れたいところです。

    ショップ情報

    店舗 京菓子司 末富 本店
    住所 京都府京都市下京区松原通室町東入ル
    電話 075-351-0808
    営業時間 9:00~17:00
    定休日 日曜・祝日
    地図 場所をマップで確認する
    その他の店舗 京都タカシマヤ、ジェイアール京都伊勢丹、大阪タカシマヤ、日本橋タカシマヤ、新宿タカシマヤ、横浜タカシマヤ、ジェイアール名古屋タカシマヤなど

    ※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。

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マイレコメンド編集部は消費者目線で実食・使用・体験して得た情報を中心に、世の中の「レコメンド(おすすめ)」を集約することをコンセプトに活動を行っています。

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