人気の柏餅&ちまき特集【関東・関西】有名店やデパ地下も

5月になると、店頭に多く並ぶ「柏餅」は、小豆餡の入ったお餅をカシワの葉で包んだ和菓子で、男の子の健やかな成長と幸せを願って行われる「端午の節句」にも欠かせない食べ物です。
こちらの記事では、関東や関西の有名店やデパ地下で買える人気の柏餅やちまきをご紹介します!
目次
柏餅や粽(ちまき)の歴史や由来について
-
広告
5月5日の端午の節句は五節句の1つであり、「菖蒲(しょうぶ)の節句」とも呼ばれています。
菖蒲には魔除けの効果があるとされ、邪気払いをする習慣が古くからありました。
この「菖蒲」という言葉が、武道を重んじるという意味の「尚武(しょうぶ)」と同じ発音であることから、武家の男子の立身出世を願う習慣と相まって、端午の節句は男の子の節句へと変化していったとされています。
また、柏餅の発祥は武家文化が花開いた江戸であるとされており、武家文化のなかでは、新しい芽が出るまで古い葉が落ちない柏の木を「子孫繁栄」の縁起物と見なす習慣がありました。
これが柏餅の由来とされており、端午の節句に柏餅を食べる文化へとつながったと言われています。
縁起物でもある「柏餅」と厄除けとしても知られる「ちまき」
京都で祇園祭に玄関の軒先に飾る厄除けとしても知られる「ちまき」も、端午の節句に欠かせない食べ物ですよね。
- また、日差しがだんだん強くなるこの時期、爽やかな気候にぴったりの美味しい粽や柏餅は、手土産や差し入れにも喜ばれます。
こちらの記事では、そんな縁起の良い粽(ちまき)や柏餅を扱うおすすめの和菓子店をご紹介します。
関連記事はこちら
みそ餡もおすすめ「たねや」の柏餅
-
商品名 たねや 柏餅(こし餡・みそ餡・粒餡) 値段 3個入:702円、6個入:1,350円、9個入:1,998円(税込) 賞味期限 2日 販売期間 2025年4月9日~5月6日 たねやが期間限定で発売する柏餅は、「こし餡」、「みそ餡」、「粒餡」の3種類。
近江米を使った餅生地はしっかりとした歯ごたえで、お米の香りが豊かに広がります。
しっとりとした上品な甘さのこし餡に、味噌の香り豊かなみそ餡、古代米の「赤米」を生地に加えて深みを加えた粒餡と、それぞれに趣きと魅力あふれる柏餅です。
高級感のある粽(ちまき)の手土産や贈り物にも
商品名 たねや 粽 値段 3本入:1,080円、5本入:1,793円(税込) 賞味期限 2日 販売期間 2025年5月1日~5月5日 さわやかな香りが広がる青笹で包まれた「たねや」の「粽(ちまき)」は、3本入りと5本入りがあり、鯉のぼりを思わせるパッケージが可愛らしいですね。
紐を解くと爽やかな笹の葉の香りが立ちのぼり、美しく丁寧に包まれた粽からは職人さんの細やかな手作業と心遣いが感じられます。
青笹の爽やかな風味が広がる
波照問産黒糖を使用した「黒糖粽」もあり、団子生地のもっちりとした食感に、歯ごたえの良さがアクセントになって食べ飽きることがありません。
もっちりとした弾力のある生地は歯ごたえや香りもよく、見た目も美しい高級感のあるちまきの手土産や贈り物にもおすすめです。
仙太郎の柏餅は、塩加減が絶妙で優しい甘さ
-
老若男女を問わず愛される京都の老舗和菓子屋「仙太郎」は、デパ地下でいつも大勢のお客さんが列を作る人気店!
そんな「仙太郎」の「柏餅」は、しっとりなめらかな口当たりの「こしあん」、小豆の旨みと食感がしっかりと感じられる「粒あん」、ほんのり甘い「みそあん」の3種類があります。
広告ほんのり甘い「みそあん」も絶妙!
商品名 仙太郎 柏餅 (こし・粒・みそ) 値段 各 260円(税込) 賞味期限 購入日当日 販売期間 2025年4月13日~5月15日 初夏にぴったりの柏葉の風味が生地から香り、塩加減も絶妙な柏餅は全種類あっという間に完食です♪
仙太郎の「ちまき」もおすすめ
出典:仙太郎商品名 仙太郎 ちまき 値段 1束(5本) :1,836円(税込) 賞味期限 お届け日当日(発送日含め2日間) 販売期間 2025年4月29日~5月5日頃まで 仙太郎の「ちまき」は米粉から練り上げた本物。
5本セットの粽は、仙太郎の公式オンラインショップで配送地域限定で購入することが可能です。
一枚の笹の葉で巻かれた「一枚笹ちまき」
出典:仙太郎商品名 仙太郎 一枚笹ちまき 値段 3本入:648円、5本入:1,080円(税込) 賞味期限 常温 販売期間 2025年4月26日~5月6日頃まで また、「仙太郎」の店頭では、一枚の笹の葉で巻かれた「一枚笹ちまき」という商品もあり、一部店舗を除く各店舗で2025年4月26日~5月6日頃まで販売されています。
一枚笹ちまきは一部店舗では取り扱いがなく、3本入は京王新宿店、5本入は山科店、京王新宿店では取り扱いがありません。
取り扱いの有無は各店舗で確認されるのがおすすめです。
関連記事はこちら
爽やかな風味が香る蓬の柏餅「叶 匠寿庵」
-
商品名 叶 匠寿庵 柏餅 値段 柏餅(白)3個入:778円(税込)、柏餅(蓬)3個入:778円(税込) 賞味期限 製造日より3日 販売期間 2025年4月15日(火)~5月5日(月) 「叶 匠寿庵(かのう しょうじゅあん)」の柏餅は、真っ白なお餅の「こし餡」と、蓬餅の「粒餡」の2種類があり、白はこし餡、蓬はつぶ餡となっています。
キメ細かくモッチリとした食感が心地よい餅生地の「柏餅白」は、上品な甘さのこし餡がたっぷり詰まっています。
また、蓬が練りこまれた鮮やかな草色の生地にたっぷりと粒餡が詰まった「柏餅蓬」は、ほんのりと柏の葉の香りも漂い、後味もさっぱり!
広告端午の節句にぴったりのパッケージ
出典:叶 匠寿庵叶 匠寿庵の柏餅は、店頭のみでの販売。
パッケージは鯉のぼりや兜、菖蒲の花があしらわれており、
端午の節句の手土産にも喜ばれます。
老若男女に愛される名店「鈴懸」の柏餅
-
商品名 鈴懸 柏餅、蓬乃柏餅(よもぎのかしわもち) 値段 238円(税込) 賞味期限 当日 販売期間 2025年4月7日~5月25日(販売時期は変わることがあり) 博多に本店を構える和菓子店「鈴懸(すずかけ)」は、老若男女に愛される名店です。
鈴懸の柏餅は、昔ながらの製法にこだわったという生地が香り高い柏葉に包まれているのが特徴的。
こし餡の柏餅と、つぶあんの蓬乃柏餅の2種類
鈴懸の柏餅は、こし餡の柏餅と、つぶあんの蓬乃柏餅の2種類。
きめ細かくとてもなめらかな口当たりの餡は甘さも控え目で、大人から子どもまで美味しくいただくことができます。
関連記事はこちら
京都の老舗和菓子屋「笹屋伊織」の柏餅
-
商品名 笹屋伊織 柏餅 値段 各324円(税込) 賞味期限 当日中 京都の老舗和菓子屋「笹屋伊織」の柏餅は、柏葉の良い香りがふわっと漂い、柔らかいお餅としっとりとした餡が魅力です。
餡の種類はきめ細かい口当たりの「こし餡」と、あずきの食感と風味を楽しめる「粒あん」の2種類があって、どちらも甘さ控えめな優しいお味。
子どもはもちろんのこと、大人も大満足な上質な柏餅です。
関連記事はこちら
道明寺製のみずみずしい餅生地「鶴屋吉信」柏餅
-
商品名 鶴屋吉信 柏餅 値段 378円(税込) 賞味期限 製造日より2日 販売期間 4月中旬~5月初旬 「鶴屋吉信」は享和3年創業の京の老舗。四季折々の美味しい和菓子の数々に魅了される人は後をたちません。
柏餅と言えば、餅生地に「こし餡」や「粒あん」、「味噌風味の白あん」などを包むのが一般的ですが、鶴屋吉信の柏餅は珍しい「道明寺製」です。
白い道明寺製のみずみずしい餅生地に包まれた「こし餡」と「粒あん」の2種類があり、生菓子取扱店舗での購入が可能です。
もっちりとした食感も楽しい道明寺製の餅生地に包まれたこし餡は、上品な甘さになめらかな口当たり。
粒あんは後味もさっぱりとしており、爽やかな風味の餅生地に優しい甘さが絶妙です。
東京でも人気!白味噌の風味も絶妙「とらや」
-
商品名 とらや 柏餅(御膳餅・味噌餡) 値段 1個:346円(税込み)、3個入:1,037円(税込み)、4個入:1,383円(税込) 賞味期限 当日中 販売期間 4月21日より順次販売開始 「とらや」が季節限定で販売する柏餅には、「御膳餡」と言われるキメの細かいこし餡の柏餅と、白味噌を使用した「味噌餡」の柏餅の2種類があります。
どちらも笹の葉の香りがほのかに香る生地と上品な甘さのバランスが絶妙です!
とらやの柏餅は関東地方と御殿場店では生地を餅製とし、近畿地方では「ういろう」製としているため、地域によって風味や食感の違いを楽しめます。
関東・名古屋・関西で風味や食感の違いを楽しめる
他にも邪気を払うと言われる粽(ちまき)も登場します。「羊羹粽(ようかんちまき)」や「水仙粽(すいせんちまき)」、「外良粽(ういろうちまき)」といった種類があり、どれも上質な味わいです。
関連記事はこちら
関東の柏餅にもおすすめ「銀座あけぼの」
-
商品名 銀座あけぼの 柏餅(こし・つぶ・みそ) 値段 1個:270円(税込) 販売期間 4月上~5月中旬 東京・銀座に本店を置く「銀座あけぼの」の柏餅は、もっちりとした歯ごたえの良い餅生地が特徴!
国産生新粉と葛を丁度良い塩梅で仕上げた生地は、もっちりとした食感にしっかりとしたコシも感じられます。
優しい甘さの「こしあん」、小豆の風味が豊かな「つぶあん」、京都の白味噌を使った「みそあん」の3種類があり、それぞれ柏の葉に優しく包まれています。
関連記事はこちら
江戸和菓子の老舗「榮太樓總本鋪」の柏餅
-
商品名 榮太樓總本鋪 柏餅 値段 310円(税抜) 賞味期限 購入日当日 文政元年創業、江戸和菓子の「榮太樓總本鋪(えいたろうそうほんぽ)」は、東京の日本橋に本店を構える老舗和菓子屋。
江戸時代から庶民に愛される菓子作りを大切にしており、デパ地下の店舗でも人気の生菓子はすぐに売り切れてしまうほど幅広い世代にファンが多い人気店です。
広告よもぎが香る「小倉餡」もおすすめ
榮太樓總本鋪の柏餅は、もっちりと弾力のある餅生地は食べ応えもあり、あっさりとした甘さの「こし餡」、よもぎが香る生地で粒あんを包んだ「小倉餡」、優しい甘さの「みそ餡」の3種類があります。