笹屋伊織のどら焼きは月に3日!モッチリ食感もやみつきに!
笹屋伊織の「どら焼」は江戸末期に東寺からの要請で生まれたもので、その製法は「一子相伝」。秘伝の味は、代々の当主に受け継がれ、今日に至るまで守り続けられています。
笹屋伊織のどら焼きは月に3日の限定発売
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銅鑼を使って焼き上げる棒型の珍しいスタイルで、モッチリした食感がやみつきになる笹屋伊織のどら焼き。
熟練の職人がじっくり作るため、大量生産は行われていません。月に3日の限定発売で簡単には手に入らない逸品は、妥協できないシーンでの手土産や贈り物にもぴったり!珍しいお土産をお探しの方にもおすすめです。
笹屋伊織のどら焼きの始まり
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笹屋伊織のどら焼きの始まりは、江戸時代末期までさかのぼります。
当時は家元や京都御所だけでなく、神社仏閣からの要望にも応えていたそうですが、五代目当主である笹屋伊兵衛が東寺から受けた注文がきっかけで生まれたと言います。
副食にもなる菓子を希望とのことだったので寺でも作れるよう知恵を絞り、専門の鉄板ではなく銅鑼(どら)を代用することを思いつきました。
銅鑼を熱々に熱して生地を焼き、棒状に成形した餡を包んだため、このような棒状のどら焼きができあがったそうです。
3日しか販売しない理由は?
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独特のムッチリした歯ごたえと上品な甘さは、お坊さんたちだけでなく庶民のハートもしっかりと掴み、購入者が後を絶たず、ほかの菓子に手を掛けることができなくなったほどだとか。
それが、月に1日だけどら焼きの販売日を設けるという決断につながりました。
弘法大師のご命日に東寺をご参拝した帰りのお土産に、町の人々に親しんでもらいたいとの思いからだそうです。
現在では弘法大師のご命日の21日だけでなく、その前後も含めた3日間を販売日としていますが、やはりプレミアムな存在です。