【高級日本茶】ギフトにおすすめの老舗から有名ブランドまで

冠婚葬祭のギフトや、頂き物に対する「お返し」など、日本茶はフォーマルな贈り物の定番とされています。
ただ、一口に日本茶と言ってもさまざまな種類、ブランドがあって、どれを選んだら良いのか迷ってしまうことも。そこで、こちらではかしこまったシーンの手土産やフォーマルなギフト、贈答用などにおすすめの高級な日本茶をご紹介します。
目次
贈答におすすめの高級日本茶をご紹介
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日本茶と言っても、煎茶(せんちゃ)や玉露(ぎょくろ)、ほうじ茶、抹茶など、さまざまな種類があり、何を選べばいいのか迷ってしまうことも。
そこで、こちらでは、日本茶の文化を牽引してきた歴史ある老舗から神宮司庁御用達ブランドまで、どなたにでも胸を張って贈れるお茶ブランドを厳選!日本茶の種類やその特徴について、また、美味しいお茶の入れ方にも触れておりますので、かしこまったシーンのお茶選びに迷った際はぜひ参考にしてみてください。
煎茶や玉露、ほうじ茶など、お茶の種類について
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日本茶の中でも、日本人にとって一番身近な日本茶が「煎茶」です。「煎茶」とは茶葉を揉みながら乾燥させたお茶であり、「緑茶」と言われているお茶は煎茶を指している場合が一般的です。
また、茶園を藁などで覆い、「日光を遮って栽培した茶葉」を使った「玉露」は煎茶よりさらに高級なお茶で、まろやかで角のない旨味が凝縮した味わいが特徴です。
そして「ほうじ茶」は茶葉だけでなく、茎も混ぜ合わせて高温で焙煎したお茶を指します。
静岡の製茶法を採用「カネ十煎茶」のギフトセット
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【 カネ十農園 「カネ十煎茶」、「カネ十棒茶」 】
価格 3,676円(税込)
「カネ十農園」は静岡を代表する茶産地の1つである牧之原で良質な茶葉を育て、収穫後は自社の製茶場で即時加工している茶農園です。
東京・表参道でティーサロンを展開し、お茶を使ったスイーツやこれまでにないアレンジティーを提供するなど、新しいことにも積極的に取り組んでいます。
毎日の生活で楽しむのにもぴったり
「カネ十煎茶」と「カネ十棒茶」というカネ十農園の定番商品をセットにした一品は、利き茶を楽しんだり、毎日の生活で楽しむのにぴったりのお茶のセットです。
収穫したばかりの茶葉を時間をかけて蒸し上げ、風味を最大限に引き出す牧之原生まれの製茶法を採用した「カネ十煎茶」は、摘みたての茶葉のような爽やかな香りとくせのない味わい。
また、深煎りと浅煎りという2タイプの茎を調合した「カネ十棒茶」は渋さのなかに甘さも感じられ、コシのある強い旨味が感じられます。
パッケージデザインもおしゃれな日本茶のギフトに
風味豊かで上質な味わいはもちろんのこと、おしゃれなパッケージも人気のポイント!明治時代の輸出茶ラベルをモチーフにしているというパッケージデザインもおしゃれで、友人や同僚へのちょっとしたギフトなどにも活躍します♪
ショップ情報
【店舗】カネ十農園表参道
【住所】東京都渋谷区神宮前4丁目1ー22
【営業時間】11:00~18:00(17:00ラストオーダー)
【定休日】月曜日・第1&3火曜日
【電話】03-6812-9637※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
京銘茶を取り扱う日本茶専門店「一保堂」
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【 一保堂茶舗 玉露「萬徳」、煎茶「日月」 】
価格 5,400円(税込) 賞味期間:180日(開封前)
1717年に近江屋として創業し、1846年には皇族の山階宮より屋号を賜ったという「一保堂(いっぽうどう)」は京銘茶を取り扱う格式ある日本茶専門店です。
京都店や丸の内店のお店は、木の温もりを感じる上品な雰囲気。お店のなかには日常使いにぴったりなお茶から、手土産や差し入れにもぴったりなカジュアルなお茶、そしてギフト向けの高級茶まで豊富に並んでいます。
一保堂の「玉露」と「煎茶」のセットはギフトにも
一保堂の「玉露」と「煎茶」のセットはギフトにおすすめ! 玉露の「萬徳」は奥行きのある濃厚な香りとまろやかな口当たりが特徴的で、それでいてすっきりとした味わい。飲み込むときに少しだけ渋みを感じるような、おだやかで澄み切った旨味のあるお茶です。
濃い目の食事とも相性が良さそうな煎茶
また、煎茶の「日月」は、さっぱりとした風味と煎茶らしい渋みと酸味。甘い和菓子や濃い目の食事とも相性が良く、芯のある味わいを堪能できるお茶です。
ショップ情報
【店舗】京都本店、札幌 東急、仙台 三越、千葉 そごう、大宮 そごう、横浜 高島屋、新潟 伊勢丹、日本橋 高島屋、名古屋 三越、岐阜 高島屋、梅田 阪神、神戸 阪急、奈良 近鉄、松山 いよてつ高島屋、松江 一畑、岡山 高島屋、広島 そごう、博多 阪急、高崎 高島屋、三田 阪急など
※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
目上の方や大切な方にこそ贈りたい「極茶」
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【 吉田銘茶園 極茶 煎茶160g缶箱入り 】
価格 5,400円(税込)
宇治茶発祥の地として知られる栂ノ尾高山寺にある、日本最古の茶園の管理も任されている「丸利 吉田銘茶園」。現在は16代目が当主を務めているということからも、京都のお茶処・宇治で先祖代々、お茶と向き合ってきた老舗であることがわかります。
G7サミットでVIPにボトリングティーを提供した吉田銘茶園
2016年に開催された「G7伊勢志摩サミット」で各国のVIPにボトリングティーを振る舞ったことでも知られる吉田銘茶園の「極茶」は、もっとも肥培管理が成功した茶園で摘採した茶葉のみを使用した贅沢なお茶です。
渋みや酸味、旨味のバランスに優れた煎茶
さらさらときめ細かく、深い緑色をした茶葉にお湯を注ぐと、まろやかでさっぱりとした香りが立ち上ります。渋みや酸味、旨味がとてもバランス良く、誰が飲んでも美味しいと感じるはず。由緒あるお茶だけに、目上の方や大切な方にこそ贈りたい逸品。
ショップ情報
【店舗】丸利 吉田銘茶園
【住所】京都府宇治市小倉町老ノ木45-2
【電話】0774-24-0320
【営業時間】10:00~19:00
【定休日】日曜日※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
創業230年以上の老舗「玉露」と「煎茶」のセット
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【 福寿園 名匠茶 詰合せ 】
価格 5,400円(税込) 賞味期限:製造日より365日
1790年創業の「福寿園」は230年以上もの長い間、日本のお茶業界を支えてきた老舗です。サントリーと「伊右衛門」を共同開発したブランドといえば、ピンとくる方も多いでしょう。
優れた生産者が育てた茶葉を伝統技術で精選
福寿園の「名匠茶 詰合せ」は、お茶の品評会で受賞経験を持つ優れた生産者を中心に組織されたという福寿園「名匠会」の会員が生産したお茶を、福寿園の伝統技術で精選したという一品で、「宇治玉露」と「宇治煎茶」がセットになっています。
まろやかで角のない味わいの玉露
50℃ほどのお湯で淹れた「宇治玉露」は豊かで爽やかな香りが漂い、口に含むと渋みと酸味、旨味のバランスに優れた、まろやかで角のない味わいが広がります。
すっきりとした酸味と爽やかな旨味の宇治煎茶
また「宇治煎茶」は70℃ほどのお湯で淹れると、すっきりとした酸味と爽やかな旨味が口のなかいっぱいに広がります。
お茶処として知られる京都府南部で栽培された良質な茶葉と、匠が引き出した旨味を堪能できる「名匠茶 詰合せ」は、まさに日本茶の奥深さを堪能できるギフトに◎
ショップ情報
【店舗】福寿園 京都本店
【住所】京都市下京区四条通富小路角
【店舗】宇治工房
【住所】京都府宇治市宇治山田10番地
【店舗】CHA 遊学パーク
【住所】京都府木津川市相楽台3-1-1(関西文化学術研究都市内)※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
「伝統」を大切にする京の茶舗「柳桜園」
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【 柳桜園 銘茶詰合せ 鳳凰・朝日 】
価格 5,616円(税込) 賞味期限:製造日より冷暗所で31日以上
裏千家をはじめとする茶道の家元が信頼を寄せる「柳桜園(りゅうおうえん)茶舗」は、機械化が進んだ現代においても石臼で時間をかけて抹茶を挽き上げるという「伝統」を何よりも大切にしている老舗です。
旨味と甘さがしっかり感じられる「玉露 鳳凰」
そんな柳桜園で本物志向の高級茶をお探しなら、「玉露」と「煎茶」のギフトセットがオススメです。
「玉露 鳳凰」は、どことなくレトロな雰囲気のデザイン缶も素敵。酸味や苦味、渋さなどはあまり感じられず、旨味と甘さをしっかり感じられるお茶は、とっておきの時間にゆっくりといただきたい♪
酸味と渋みが共存するかのような「煎茶 朝日」
また「煎茶 朝日」は、コシのあるはっきりとした味わいのなかに共存する、まろやかな酸味と渋みが絶妙なハーモニー。柑橘系の果物のような黄金色のお茶は香気が良く、優雅な余韻を味わうことが出来ます。
ショップ情報
【店舗】柳桜園茶舗(りゅうおうえん)
【住所】京都市中京区二条通御幸町西入る丁子屋町690
【営業時間】9:00~18:00
【定休日】日曜日
【電話】075-231-3693※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
神宮司庁御用達「芳翠園」の煎茶とほうじ茶
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【 芳翠園 名人憲太郎 煎茶・ほうじ茶セット 】
価格 8,640円(税込)
大切な取引先や目上の方へのお茶ギフトをお探しなら、「神宮司庁御用達銘茶 名人憲太郎煎茶・ほうじ茶セット」もおすすめ。
三重県伊勢松阪にて1887年創業の「芳翠園(ほうすいえん)」は、日本で唯一の「神宮司庁御用達」の高級茶所です。
見た目からも高級感が伝わるギフトセット
「名人憲太郎」とは同園の二代目であり、勲四等瑞宝章をはじめとするさまざまな栄誉を受賞した茶匠・杉本憲太郎氏の名を冠した一品。重厚感のある桐箱に入ったお茶のギフトは、見た目からも高級感が伝わります。
冷水でも抽出できる「深蒸し茶」
芳翠園のお茶は茶葉を丁寧に蒸してつくられた「深蒸し茶」のため、お湯はもちろんのこと、冷水でも抽出できるのがすごいところ。「名人憲太郎煎茶」はとにかくまろやかな口当たりで、お茶好きにこそ評価される上質な味わいが魅力です。
「ほうじ茶」は深みのある香ばしい芳香
有機質の肥料や水選びなど、土作りから仕上げまで全ての工程に気を配って生まれた「ほうじ茶」は芳香が素晴らしく、口元に近づけただけで深みのある香ばしい芳香を楽しむことができます。
そして、水出しのほうじ茶はお湯で入れたときとはまた表情が異なり、香りと甘さがより際立つ印象です。
ショップ情報
【店舗】芳翠園本社、東急百貨店 たまプラーザ店、東急百貨店 さっぽろ店、小田急百貨店 町田店、三越伊勢丹 三越恵比寿店、松屋 銀座店、渋谷ヒカリエ ShinQs東横のれん街、東急百貨店 渋谷・本店など
※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
日本を代表する茶舗「上林春松本店」の高級煎茶
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【 上林春松銘茶 B1-100 】
価格 10,800円(税込)賞味期限:製造日より常温で31日以上
「上林春松本店(かんばやし しゅんしょう ほんてん)」が誕生したのは室町時代!450年以上の歴史を誇る上林春松本店は、豊臣家や徳川家など時代の覇者からの重用を受け、徳川家康からは宇治茶の総支配を任されるなど名実ともに超一流の名店です。
「純銅製の缶」・「木箱入り」の煎茶
また、コカ・コーラ社の「綾鷹」の開発に協力した茶舗としても知られる上林春松本店は、日本を代表する老舗茶舗。
そんなブランドの知名度と実力を兼ね備えた本物をギフトにとお考えなら、「純銅製の缶」・「木箱入り」の煎茶はいかが♪
繊細な香りで苦味、渋味のバランスも絶妙
木箱のなかに入っているのはずっしりと重量感のある純銅製の茶筒。そして、缶の中に入っている茶葉からは、しなやかさと力強さを感じます。繊細な香りの煎茶は、苦味や渋味、旨味のバランスが絶妙!
銅製茶筒には銅製の茶匙まで付いています
上質な味わいの煎茶が木箱入りの純銅製茶筒に入っていて、さらには銅製の茶匙まで付属しており、ビジネスシーンやかしこまった場面はもちろん、どんなシチュエーションのギフトにも活躍してくれるはずです。
ショップ情報
【直営店】工場、直営小売店
【百貨店売り場】京都高島屋、ジェイアール京都伊勢丹、伊勢丹 新宿店、伊勢丹 浦和店、金沢めいてつエムザ
【取扱い店舗】有限会社 緑香園茶舗、三香園商店、鵠沼. 風味堂.、和多伝茶店、茶舗 わかさ、衣川茶舗、平山茶店、早川豊庵、田原清香園茶舗、しんすい園、有限会社 とらや茶房、株式会社 倉本禅昌庵、有限会社 徳増、宝永堂、有限会社 稲毛園など※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
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ほうじ茶専門店「森乃園」の「極上ほうじ茶」
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健康ほうじ茶専門店「森乃園」は、珍しいほうじ茶の専門店です。味わいの追求はもちろん、体にも優しいお茶づくりをモットーにしており、100年以上の歴史の中で生まれたこだわりの「ほうじ茶」が揃っています。
健康を気遣うギフトにもオススメ
【 森乃園 極上ほうじ茶2本セット 】
価格 3,500円(税込) 賞味期限:製造から6ヵ月
迷われたら、おすすめなのが一番人気の「極上ほうじ茶」。175gパックを2本詰め合わせた「極上ほうじ茶2本セット」は、たっぷり楽しめるサイズでご家族へのギフトにもぴったりです。
何度もリピされる方が多い美味しさの秘密は、上級茶葉の状態を見ながら火加減を調整して仕上げる自家焙煎にあり、まろやかですっきりとした甘みが特徴。
色はしっかり出るのですが味わいはまろやかで優しく、低カフェインなのでお休み前にも安心ですね。ほうじ茶ラテなどのアレンジも好評です。
ショップ情報
【店舗】健康ほうじ茶専門店 森乃園
【住所】東京都 中央区日本橋人形町2-4-9
【営業時間】10:00~18:00
【定休日】なし(年始をのぞく)
【電話】03-3667-2666※ 店舗や商品情報、取扱いの有無等は店舗や時期により異なる場合があり情報は変更になる可能性があります。
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日本茶の美味しい淹れ方について
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日本茶を楽しむなら「いれ方」にもこだわりたいところです。煎茶も玉露もほうじ茶も、それぞれに適した「お湯の温度」と「抽出時間」があり、たとえば煎茶は70℃から80℃ほどで1分ほど。
最適な「お湯の温度」と「抽出時間」は?
玉露は45℃から60℃ぐらいの温度のお湯で2分ほど抽出するのが良いとされています。ただ、こちらの温度や抽出時間はあくまでも「目安」で、日本茶は生産地や製法によって味は大きく変わるもの。
そのため、お茶のパッケージや同封の「しおり」などにそのお茶に適した最も美味しく頂ける「淹れ方」を記載されていることも多く、記載どおりに淹れるのがベター。