開店・開業祝いの贈り物は何がいい?喜ばれる品物や注意点

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執筆・編集:マイレコメンド編集部
開店・開業祝いの贈り物は何がいい?喜ばれる品物や注意点

新しい門出とも言える記念すべき開店や開業などはどのようにお祝いすれば良いのでしょうか。「夢は自分の店を持つこと」という夢や目標を持っている方はもたくさんいらっしゃいますが、お店を持つというのはとても大変なこと。そんな新しい門出とも言える記念すべき開店や開業、開院や開局などはどのようにお祝いすれば良いのでしょうか。こちらでは、飲食店をはじめ、事務所や医院などの記念すべき大切な日のお祝いに喜ばれる品物や相場、贈る時期やそのお返しなどについて説明します。

事務所や医院などの開業祝いには

  • 事務所や医院などの開業祝いには、お祝いの気持ちとこれからの発展、お客様がたくさん来るようにと願いを込めた贈り物として、「千客万来」や「七福神」「大入り」といった縁起の良い言葉や絵柄の入った贈り物をする習慣が昔から受け継がれているところもあります。また、新しい事務所やお店でも必ず必要になる日用品や雑貨を選ぶのも。お祝いですのでちょっと贅沢な品を選ぶと喜ばれますね。

    開店や開業を知らせる役割も果たしてくれるため、一般的にはお店の前に飾るスタンドフラワーや店内に飾れるフラワーアレンジメント、インテリア映えのする観葉植物といったお花が選ばれることが多くあります。幸先の良いスタートになるよう縁起の良いお花やデザインのものを選ぶようにしましょう。その際は、オープンの告知の役割も果たせるよう、立札にはお相手のお店の名前や企業名などを入れるようにします。また、贈り主側の名前も表記しましょう。

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飲食店やバー、レストランなどの開店祝いには

  • 「BAR・バー」やレストランなどの開店祝いには、ムードを演出するための照明などの関係もあって店内に飾る植物やお花はお手入れが大変な場合もあります。飲食店の場合は食べ物を提供する場であるため、「香り」も大切。お花を選ぶ場合は、匂いの強すぎる花は避けたほうが店内に置きやすいというケースもあるため気を付けましょう。

    お酒を取り扱われるお店の開店・開業祝であれば「お酒」を選ぶのも良いでしょう。「祝い酒」という言葉もあるように、お酒の贈り物は古くから日本人に馴染みがあり、先方のお店の雰囲気に合わせたものや、祝杯の席に相応しい華やかなお酒を贈られるのも良いですね。

    お酒はお店でお客さんにふるまうこともできますし、お祝いに足を運んでくださった方々と一緒にいただくことも出来るため喜ばれることの多い品物です。また食べものを贈る場合は、日持ちを気にせずいただけるものや、お店の関係者が休憩中などに手でつまめるような個包装のもの、そして配りやすいものなどの配慮があるとベターですね。

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相手の好みが分からない場合には

  • 好みが分からないという場合は、お相手に好きなものを選んでもらえる「ギフトカタログ」を選ぶのも一つ。食べることが好きな方にはグルメギフトを選ぶのも良いですね。ただ、開業時期は忙しく、ギフトを選ぶ時間がなかなか取れなかったりするため、注文の期限などには気をつけるようにしましょう。メッセージカードを添えると、お祝いの気持ちがより伝わります。また、新しい事務所やお店でも必ず使ってもらえるちょっと贅沢な日用品を選ぶのも一つの方法です。

    贈り物のタブーや注意点について

    気をつけなければならないのは、開業で縁起の悪いとされているアイテムです。火に関係するものは「火事」を連想させることもあり、マナーとして避けるのが無難です。また紅白はお祝いの席でよく用いられる「赤色」ですが、赤一色では「赤字」を連想させてしまうこともあり、気にされる方もいるかもしれませんので避けるのがベター。電化製品や調理器具は贈り物として相応しい場合もありますので、先方に一言添えてお贈りすると気持ちが伝わります。

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現金を渡す場合は?相場や金額、渡す時期

  • 開店や開業には出費も多いため、たとえ目上の方であっても現金でのお祝いはマナー違反にはなりません。ただ、贈る際は適度な金額をお贈りするようにしましょう。相場としては、身内や親戚など親しい間柄の場合は1万円~5万円程度、友人や知人の場合は5千円~1万円くらいが一般的となっています。

    開店祝いを渡す時期としましては、開店日前日から一週間前を目安にお渡しするようにしましょう。もし開店記念のプレオープンや披露パーティーなどに招待されている場合は、当日にお渡しする形で構いません。開店日にお祝いが間に合わなくても、1ヶ月程度は開店祝いとしてお贈りできますが、それ以降になってしまった場合は「祝御発展」や一周年記念としてお贈りするようにします。

    開店・開業祝いの表書きや熨斗、水引について

    表書きは「御開店御祝」「祝御開業」「御祝」などとし、熨斗付き紅白5本蝶結びの水引でお祝いします。胡蝶蘭や観葉植物などに立て札書きを立てる場合は、表書きと合わせて、お届け先のお名前と贈り主の名前も必ず入れて華やかにお祝いしましょう。

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お返しについて

  • お返しはお礼や今後の繋がり、お店の宣伝も兼ねて丁寧に行ないたいですね。プレオープンや披露パーティーなどを開かれることも多いかと思われますので、お披露目会でのおもてなしをお返しとすることが一般的です。

    その際はお店を覚えて頂けるよう、名前入りの記念品や引き出物をお渡しします。また披露パーティーなどは開かない場合やその場に足を運べない方には、品物と送り状でお礼を差し上げると今後のより良い関係に繋がりますね。

    金額の目安としましては、1,000円~3,000円程度が一般的となっています。お返しにはお菓子の詰め合わせやタオルギフト、文房具などが選ばれる傾向にあります。また、お店の割引券や引換券などを添えるのも、今後足を運んで頂く機会にもなって良いですね。表書きは「開店内祝」や「記念品」、「開業内祝」や「御礼」などとして感謝の気持ちを伝えましょう。

    新しいお店にとって最も大切なことの一つが、「人との繋がり」です。お祝いを贈る方も贈られる方も「ご縁」や「繋がり」を大切にし、今後の発展や広がりにつなげられるようにしていきたいですね。

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執筆・編集:マイレコメンド編集部
マイレコメンド編集部は消費者目線で実食・使用・体験して得た情報を中心に、世の中の「レコメンド(おすすめ)」を集約することをコンセプトに活動を行っています。

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