引出物の記念品は何がいい?相場や品数、贈り分けについても

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執筆・編集:マイレコメンド編集部
引出物の記念品は何がいい?相場や品数、贈り分けについても

引き出物は、お祝いされる側が感謝の気持ちを伝える”おもてなしの気持ち”が詰まったもの。そして、幸せやご縁といった「縁起」をおすそ分けする意味合いも込められています。これからも末長くよろしくお願いしますという気持ちを込めて選びたいですね。こちらでは、結婚式の引出物について解説。記念品や引菓子の相場や品数、のしや表書き、披露宴の後のお土産などについても説明しています。

引出物とは?

  • 引出物とは

    引出物とは、祝い事や仏事などで「お土産」として贈る品物のことを言います。もともとは饗宴の来客へのお土産に馬を贈ったことから始まり、接待客へのおもてなしの気持ちを贈る品物のことを指していました。それが現代では、おもに出席者へのお祝いのお返しとしての意味合いが強く、主催者側のおもてなしの気持ちからお菓子や記念品を贈るのが一般的になっています。

    地域によっても異なる結婚式の引出物の品数

    結婚式の引出物は、縁起の良い奇数の品数として記念品と引き菓子の2品、またそこに縁起物などを加えた3品を用意される場合が多く、地域によっては5品、7品といった奇数の数で用意されるケースも見受けられます。その地域ならではの縁起物の品がある場合もあるため、まずは家族や親族に相談するのも良いですね。

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引出物の記念品はどんなものがいい?

  • 記念品

    記念品はメインの贈り物となるので、新郎新婦の気持ちのこもった品物を選びましょう。和洋ともにテーブルウェアやインテリア、キッチン用品などの実用的な品から、こだわりのある銘品や名入れをした品、ブランド品といった普段購入されないような品物が多く選ばれます。遠方から来られる方もいらっしゃるので、重量のある品や割れ物は持ち運びに不便なため、品物選びに配慮があると良いですね。

    引出物の相場について

    記念品の目安は3,000円~5,000円くらい、引き菓子は1,000円~2,000円くらいで検討される場合が多く、引き出物は招待客おひとり分の飲食費の3分の1程度を目安に設定されるのが一般的です。また、式場によっては持ち込み料がかかる場合もあるため、前もって確認されるのが良いでしょう。

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引出物の内容は相手によって異なる?

  • 引出物の内容

    引出物はみな同じものをお渡しするというのが一般的でしたが、新郎新婦との関係性や立場によってお祝儀の金額も異なり、年代によっても喜ばれる品物は異なりますよね。また、親族や上司、友人や同僚、ご夫婦・カップルや独身者など、参列者の立場やライフスタイルも様々です。

    引出物の近年の傾向は?

    そのため近年では親族をはじめ、上司や会社関係、新郎新婦のご友人や同僚といったように世代や立場に合わせて数種類の品物を用意されることが多くなっています。なかでも相手方の好みに合わせた品物が選べる「ギフトカタログ」は人気があり、宅配サービスなどを利用し、参列者の持ち帰り負担の軽減する方法も選ばれる傾向にあります。

    引菓子はどんなものがいいの?

    引き菓子

    引き菓子には披露宴で出される料理のおすそ分けの意味もあります。一般的には日持ちも良く、持ち帰りのしやすい商品が選ばれる傾向にあり、縁起の良いお菓子や色彩も華やかな和菓子やスイーツなど、ブランドや名前の知られた有名店の品物が人気です。3品目を用意される場合は、ウェデングケーキや紅白饅頭、鰹節といった縁起物を選ばれる傾向にあります。

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引出物の水引や表書き、のしについて

  • 水引や表書き

    表書きのあるのし紙は、メインの記念品にかけるのが一般的です。のし付きで紅白、金銀10本の結び切りの水引、表書きには「寿」「壽」とし、両家の名字を新郎側を右に、新婦側を左にして入れます。また、引き菓子にも新郎新婦の名入れをしたのし紙をかけて贈ることも。この場合ものし付きで紅白、金銀10本の結び切りの水引に、表書きは「寿」「壽」となります。

    引出物の表書きの名前は、一品の場合は両家の姓を、二品の場合は一品目に両家の姓を、二品目にお二人の名前を入れるのが一般的です。ただ引き菓子本品に名入れをする場合や地域によっては3品目に新郎新婦の名入れをしたのし紙をかけるところもありますので、前もって確認が必要になります。

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披露宴の後のお土産について

  • 披露宴後,お土産

    近年では披露宴終了後、招待客をお見送りする際にプチギフトを渡す演出が定番となっています。プチギフトには小袋や小箱に詰めたクッキーやキャンディなどのお菓子やスイーツ、可愛い文房具やタオルといった日用品が人気です。一般的には数百円から500円程度の品にメッセージを添えて、足を運んでくださった参列者に感謝の気持ちを手渡しで伝えます。

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執筆・編集:マイレコメンド編集部
マイレコメンド編集部は消費者目線で実食・使用・体験して得た情報を中心に、世の中の「レコメンド(おすすめ)」を集約することをコンセプトに活動を行っています。

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