葛を使った人気の葛菓子「くずもち」や「葛饅頭」くずきりも
関西では「くずもち」と呼ばれる場合もある葛を使った「餅」や「饅頭」。地域によって見た目や呼び方が異なる場合もある「葛菓子」ですが、「葛饅頭」の餡が透ける姿は何とも涼し気で、暑い季節には手土産やお土産などにも好まれますよね。
目次
人気のくず餅や葛饅頭など葛を使った菓子をご紹介
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昔から生薬や滋養のある食品としても愛されてきた「葛」。その葛の根に含まれる澱粉を精製して乾燥させる作業を繰り返して作られる「葛粉」をはじめ、日本でも昔ながらの本物の食材は貴重なものになりつつあります。
そして、手間隙かかる作業を繰り返して不純物を取り除き、葛澱粉のみを原料とする奈良の「吉野本葛」や石川県の「宝達葛」、九州産本葛や福井県の「熊川葛」などは希少価値が高いことでも有名です。
こちらでは、そんな本物の味わいを追求し続ける本葛を使った関西の「本葛もち」をはじめ、九州の本葛を使った「葛饅頭」や、関東の元祖「くず餅」や「くず餅プリン」、全国的にも有名な「くずきり」など人気の「くず菓子」をご紹介。また、こちらでは通販やお取り寄せが可能な商品も掲載しています。
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関西のくず餅や葛菓子のお取り寄せにもおすすめ
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商品名 天極堂 葛もち(10個入り) 値段 2,268円(税込) 賞味期限 3ヶ月 1870年創業、140年以上も奈良で愛されている「天極堂(てんぎょくどう)」は吉野本葛の専門店です。上質な葛を作りだすためには、寒さの厳しい冬に山奥で根を掘り出さなければならず、国内産の葛は近年あまり流通していません。
店名は「天からの恵みをありがたくいただく」を由来としていますが、職人の手間なくしては食べることのできない希少価値の高い食品です。
関西風のくず餅といえば、特徴的なのはやはり本くずを使用した生地の透明感!
なかでも良質な奈良の「吉野本葛」を使った「くず餅」は特に人気が高く、ぷるぷるとした弾力のある生地の食感に、もっちもちの弾力が味わえます。
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葛饅頭が桜葉で包まれた「葛桜」はおすすめ
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本葛の産地といえば思い浮かぶのは奈良の吉野ではありませんか?ですが、葛の生産量が最も多い地域は「九州」なんです。
なかでも、綺麗な空気と水の条件が揃った鹿児島半島は、葛の生産が盛んなことでも知られています。
商品名 鈴懸 葛桜 値段 227円 賞味期限 購入日当日 福岡の博多に本店を構える「鈴懸」の「葛桜」は、そんな「九州産の本葛」を使用。桜葉で包まれた「葛桜」は、半透明の生地の中から見えるこし餡がなんとも涼しげ!風情がある見た目からも、涼を取ることができますね♪
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「熊川葛」を使った「伊勢屋」くずまんじゅう
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商品名 伊勢屋 くずまんじゅう 値段 3個:600円(税抜) 創業から190年以上の歴史を紡いできた「伊勢屋」は、二代目から葛まんじゅうを手掛けている老舗です。
お店を代表する「くずまんじゅう」は、期間限定の夏の風物詩として地元でも愛されており、遠方からこちらを目当てに来店する方も多いほど。地中30メートルもの深い場所から湧く名水・雲城水に浮かぶ「くずまんじゅう」の姿に、暑さも吹き飛びます。
伊勢屋の「くずまんじゅう」は、容器を開けるとみずみずしい葛饅頭が「つるり」とお皿に飛び出す風情も◎
希少な「葛」として知られる「若狭特産」の「熊川葛」を使用しており、弾力のある口当たりと餡の甘さもさっぱりとしていて、いくらでも食べられちゃう♪
中津川の栗きんとんを「葛」で包み込んだ栗菓子
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商品名 松月堂 栗苞(くりづつみ) 値段 15個:5,906円(税込) 賞味期限 10日 岐阜県中津川といえば「栗きんとん」。明治40年創業、栗きんとんや栗を使ったお菓子や和菓子のお店「松月堂 (ショウゲツドウ)」は、地元でも愛される老舗の栗菓子専門店です。100年以上に渡り受け継がれる昔ながらの素朴な味わいは、四代目に引き継がれた今も変わることなく守り続けられています。
人気の「栗きんとん」を葛で包み込んだ「栗苞」は、もっちりとした葛の食感と、栗の自然な甘味や風味が楽しめます。冷やしてからいただくと美味しさが一層増し、ぷるぷるとしたみずみずしい食感に栗本来の旨味が絶妙。栗を使った葛菓子のお取り寄せにもおすすめです。
デパ地下でも人気の本葛のみを使ったくずもち
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商品名 仙太郎 本当くずもち 値段 594円(税込) 賞味期限 当日中 使う葛によってその食感や風味も異なってくる「くずもち」。もちもちっとした弾力のある食感に、たっぷりきな粉の香ばしい風味と、北海道産の甜菜から作られるさっぱりとした甘みが絶妙に絡み合う仙太郎の「本当くずもち」。吉野の本葛を使用した「くずもち」は、そのユニークなネーミングも気になりますよね♪
もちもちっとした弾力「仙太郎」本当くずもち
掘り起こすことが難しい葛の根を使い、アツアツの葛を熟練の職人技で本がえしの手法を使って透明になるまで練り上げたもの。別添えの黒大豆の深煎りきなこや黒蜜をたっぷりまぶしていただきます。くずもちは繊細な食感を楽しむためにも、常温でいただくのがオススメ。早めにいただけない場合は、冷やしすぎにはご注意ください。※販売期間は5月10日~8月31日。
塩漬け桜葉の塩分や香りが餡の甘みを引き立てる「くず桜」
商品名 仙太郎 くず桜 値段 216円(税込) 賞味期限 当日中 販売期間 5月25日~8月下旬 どこの店舗もお客さんが列を作る「仙太郎」は、暮らす土地で育ったものが一番馴染みやすく美味しいと考え、自らもち米や小豆を育てるほどで、美味しいお菓子を作るため、素材を選ぶだけでなく自社農園まで立ち上げて追求を続けています。
透明感のある葛の生地に包まれた涼しげな「くず桜」は、桜の葉の香りが葛から香る風情あふれる一品。
塩漬け桜葉の塩分や香りが程よいアクセントになっており、みずみずしいこし餡の甘みを引き立てます。よく冷やしたお茶と一緒に暑い夏の午後にいただきたい♪
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池袋のデパ地下で買える美味しい葛まんじゅう
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商品名 金沢和音 葛まんじゅう 値段 160円(税抜) 賞味期限 当日中 「金沢和音(かなざわわおん)」は、金沢でも人気の「和菓子 村上」が手掛ける東武百貨店ブランド。
季節の生菓子は手土産やお土産にも人気で、奈良の葛粉を使った「葛まんじゅう」は、つるんと弾力のある食感と餡の甘みが絶妙♪
定番人気の「小豆こし餡」は餡の甘みもちょうど良く、見た目も涼し気な「濃茶餡」は、ほろ苦い風味と甘さ控えめの餡が、冷たい緑茶とも相性抜群!
マンゴーの果肉入りの「マンゴー」もおすすめで、食べる前に冷やしてからいただくと、美味しさが一層アップします。
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高級感のあるくずきりにおすすめ
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まるで流れる水のように透き通った見た目と、つるりとした喉越しが涼をもたらしてくれる「葛きり」。葛は体を温め、滋養もある食材として昔から愛されてきました。涼を取りつつも、体を冷やしすぎない夏に嬉しい上品な和菓子は、贈り物にも最適です。
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くずきりの手土産やギフトに「森八」宝達葛 くずきり
商品名 森八 宝達葛くずきり 値段 8本入:3,240円(税込) 賞味期限 常温60日 金沢・加賀の歴史とともに受け継がれた、創業390年の老舗和菓子店「森八」がこだわるのが、能登半島の名品” 宝達葛”。加賀藩御用葛として重用された450年以上の歴史ある「宝達葛」は、宝達山の伏流水で作られる粘りが強く滑らかな舌触り。
広告お供えや贈り物にもおすすめのくずきりのセット
この宝達葛を使った口当たりの良いくずきりには、徳島県産の竹糖と呼ばれる砂糖きびから作られる希少な「和三盆」、沖縄の豊かな気候から作られる黒砂糖から作られた上質な「黒蜜」がよく合います。8本入りは、化粧箱やパッケージの色彩も涼やかで上品。供え物や贈り物にも品があってオススメです。